天より地より30話公開しました

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勢いで書き殴ったので本にするときに修正入るかもしれないです。
でもまあ、一次創作って究極は自己満足だからいっか!の気持ち。
なかなか進まないことを相談して、とりあえず「書き出す」という作業をしたらちょっと整理されて、やっと開けてきたなという感じ。やっぱり私は紙に書き出さないとだめだった……

なので、今回の更新分は自分でもまったく予定してなかったことばかりでした。
この先のフォーレス編の終わりが一つの区切りにはなりますが、その先を見越した下ごしらえをようやっと書けたなと思います。
つまり、この回は割と重要な回だったりするはずです。
とはいえ、31話以降は本当に何も手が付いてないのでしばらく間が空きます。

例によって少し行を開けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サブタイトルを付けるならば「大事なこと」。
ヘディンともヴィオルとも組めないと言っていた(ハサン様を手助けするつもりでいた)シオンがまさかここでカナンと握手!ってなるとは思ってなかった…!
カナンとシオンがこうやってお話しするというのも、実は付け加えた要素だったりしたんですけど、整理していく中でこのまま流れに乗っちゃいました。これでシオンはタメ口をきける相手が居なくなるぞw
ちなみにヘディンの旅立ちは本来もっと後の予定でしたがやろうとしたことを全部カナンに預けました(笑)
その代わりお目付なんぞ付けられてしもて……でもシオンはそうするだろうなあって思ったら自然に新キャラ追加されちゃった。。
エラトのビジュアルは設定あんまりしてませんが私の中でこんな感じ、というのはあります。

あと、カディは元々長髪だったという昔からあるふわふわした設定がありまして、サービスシーンみたいなつもりで入れたけど、3割くらいは打算です。案外打算が後の自分を救ってくれたりするから……(というか、割とその打算は拾い上げてる)

カナンは途中で設定追加した新しめのキャラクターで(分家があるのは設定済みだった)、もっと早めに設定していれば、初期のカティスとファーナの恋人偽装のところも膨らませられたんですが……文庫かなんかにするときにちょっと直したいなあと思っています。
ふざけてるように見えてるけど、根は真面目で、ヘディンとは違う立ち位置にいてくれるところが好きです。

 

追記。

そして、実は3話に仕込んでたセリフの伏線に気が付いた人はいますかね?
カティスの3話のセリフ(紙の本でいうと、1巻42ページ)、
「変わる事なんぞ無い。この世界を壊すこと…。それが俺の目的だ。……」

そして、今回のカナンのセリフ
「つまり、君がやりたいことは、ご先祖様が築いてきた世界を壊して、この国の五百年の歴史を終わらせたいってことだね」

ついでに、3話のカティスのセリフをもう一つ載っけておきます。
「どうせならお前も堕ちろよ。俺の所まで来てみろよ。立つ場所が変わるだけで世界の真実は変わることはない。…なあ、お前がしたことは本当に過ちか?楽になるぜ?」

違う人が放つ同じ言葉で、実はカティスのやりたいことが見えてくるような仕掛けにしています。
カティス自身は、心の中でとある葛藤を抱えてはいますが、この一点だけは絶対にブレてない。
そして、この時カティスがファーナにかけていた言葉は、そのままファーナの道筋になっています。その道の先に待っているものが何なのか、それがフォーレス編の終わりに待ち構えている、という作り。

小説なので濃淡を付けられないのが難しいなあと思うのですが、3話のここは漫画だったら大ゴマ使ってましたね。
読み返したくなりました?長いから私もやりたくないですw

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