テイルズオブアライズクリアしました※ネタバレ注意

 テイルズオブアライズ、情報初出の頃からやりたいと思っていて、発売日には買わなかったんですが連休ガンガン使って10日ほどでクリアしました。その分創作作業の時間は死にました。
 実はテイルズシリーズを初めてプレイしました(兄弟がエターニアをやってた気がする程度)。歴代キャラはPXZとかで何人か知ってはいたんですけど…。購入の決め手はテイルズっぽくないこと(第一印象として重要だった)、主人公のCVが佐藤拓也さん(アナデンのセティーやとうらぶの光忠などイケボで有名)、ヒロインのCVが下地紫野さん(ゼノブレイド2のホムヒカ)だということの2点でした。

 クリア時間71時間、レベル69、サブクエストはできるものを全部消化という状態(スキットは見てないものがまだちょっとある)でした。シナリオだけ追うのなら50時間くらいでも行けるのかもしれないです。今後プレイされる方はご参考にしていただければと。

 シナリオは昨今では逆に珍しい、王道もの。「支配から解放されるために戦う」というテーマが初志貫徹されており、なんせ奴隷解放というのが前半のシナリオなためにとにかく人が様々な形で死ぬ死ぬ…。最初のカラグリアはまだいいけど、残りの4つは一領一エグいみたいな感じで、とにかくエグい話が続きます。
 後半はちょっとSFっぽさも入ってきて、解放というテーマもありつつ、これからの未来を見据えるような話もあり、純粋にエンディング後の世界を彼らがどう生きて行くのかを観てみたい、という気持ちにさせられました。

 

 で、プレイしていて、すごく自分の中でモヤモヤしてしまった事を一つ吐き出しておきてくて。
 シオンは他人が触れると相手に激痛を走らせてしまう<茨>の呪いにかかっていて、ずっと他人に心を開かず生きてきた、という経緯があります。しかし、記憶と痛覚を失ったアルフェンと出会って、それが変わっていくのですが――アルフェンが記憶と痛覚を取り戻した後でもなお、危機に陥ったシオンを救うために<茨>の激痛に耐えながら「お前は独りじゃない」と言いながら抱きしめる、という展開があるんですよね。そのシーンで

――別に私は<茨>の呪いにかかってるわけではないんですが、この生涯で他人からそんな風に抱きしめられた機会が一度もねえな???なんだこれ羨ましいな???こんな熱い想いぶつけられたらお前誰でも惚れちまうだろうが????

 と、年甲斐もなくちょっと羨ましいと、ワイの人生、<茨>がなくても独りだな…と…心の中で泣きました…。書きながら泣きそう…。

 

 パーティーメンバーは皆いい人で、最初のうちはそれぞれの事情からケンカが多くてツンケンしてたりしてるのですが、話が進むごとに皆の問題が明らかにされ、皆で乗り越えていくといういいチームでした。

 アルフェンは正統派主人公で、イケボで、とにかく熱くてかっこよく、どんだけ善人なの…?って感じ。激辛党以外は非の打ち所がないよ?記憶喪失という中二病設定が解明されたとき、更に中二病設定だな…?って思ったけどそこがシビれる憧れるぅ!(リアルにゾクゾクした)で、結局何歳なんですか。

 シオンは最初からツンデレで、デレた後が大変可愛いし、結局はすごく真面目で責任感の強い子。どうか幸せになってくれ。

 リンウェルは最初あまりにもシオンに対する当たりが強すぎて「ええ…?」って思ったけど打ち解けてからは可愛い。ずっと黒縁メガネをかけさせてたんですけど超可愛かった…。

 ロウはパーティー内のいじられキャラでいいヤツ。脳筋だけどいいヤツ。正直空気の読めなさはテュオハリム以上だと思うのは気のせい?

 キサラはみんなのお母さんでアングラーでかっこいい。突進の時のブレークをうまく使えなかったゴメンなさい。

 テュオハリムは弱さや陰がある所が人間らしくてとても好き。悩みながら、これからの未来を創っていく人。付いて行きたい。そんなテュオさまだからこそ傍にキサラさんがいてほしい。

 この6人の旅路をまだまだ見ていたいと思わせてくれた、最高の仲間達でした。DLCコンテンツが来てくれるのを待ちたいと思います。
 多分私はさとたくのイケボが聴きたいがために、ちゃんとクリア後特典のクエストはやると思うし、時々スキットやムービー観るんだと思う…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました